正しい婚活


結婚することの意味って何でしょう?

結婚年齢がどんどん上がっている理由

結婚相手を選ぶ時に考えるべきこと

毎日、クリスマスケーキを食べたいですか?

正しい婚活とは

合コンをやるなら、アウトドアでバーベキューをやれ!

 

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結婚することの意味って何でしょう?

 

 若い男女が、結婚せずに、同棲するのが当たり前になった現在では、10年、20年、一緒に住んで、結婚しなくても、世間が責めると言うことはなくなりました。そんな時代の中で、同棲ではなく、結婚することに意味というのは、何でしょうか? 二人が暮らすことによって、子供を生み育てることになった時に、子供を安定的に守れるようにするために結婚と言う制度に嵌めておかないと危ないから、法的に子供を守るために結婚という制度があるとも言えます。或いは、子供を持たないことになっても、結婚することによって、お互いの親族が2倍に膨れあがるから、お互いに助け合える親族のネットワークが、大きくなると言うメリットがあるから、結婚すると言う意味がある訳です。つまり、結婚というのは、本人同士の問題ではなくて、本人が生み出す子供か、本人の外にある親族の関係を結ぶと言うところに、意味がある訳なのです。子供ができない年齢で結婚をしても、親族同士が、きちんと交流をして、顔合わせすると言う形で展開すれば、社会的に同棲と結婚を分ける社会的変化は起きるので、それは、それで意味があります。

 

 好きな人と一緒に暮らしたいというお互いの気持ちだけの問題だったら、同棲で十分な訳です。同棲ではなくて、結婚をするのは、子育てをし、親類ネットワークを拡大するためでもあった訳です。鑑定では、初婚、再婚を問わず、40歳になっても、50歳になっても、結婚はできるでしょうか?と言う問いが多いです。おそらく、一人でいるのが寂しいから、誰か一緒に生きていく人が欲しいと言うのが結婚だと思っているという人が大部分になってしまったから、それなら、いつ結婚しても良いよねと言うことで、晩婚傾向の加速が止まらないのでしょう。

 

 でも、それは、自分の人生を新しい親族を生み育てるために使うとか、二つの親族が結びつくことによって、親族全体がより安全に繁栄していくために、自分の人生の一部を使うとか、自分のためにしか生きないと言う生き方以外の世界を知らないからだと言うこともできます。世間が許すようになったから、自由に生きていると思っていると思いますが、それは、自己中心的に生きているだけで、自由に生きている訳じゃないのです。それは、自由に生きると言うのと、自己中心的に生きると言うのを、区別できないようにしている学校教育を含めた教育、色々な商品を売りつけるためのCMやドラマによる洗脳によって、自己中心的に生きることを正当化する教育がなされている結果でもあります。そして、自己中心的に生きると言う未熟な自由と引き替えに、出産適齢期を逸して、結果的に子供が欲しかったのに持てないと言う人が増えている現実を悲しく思います。

 

子供を生み育てると言うのが、結婚の最大の意味だと言うことが解っていたら、自ずと結婚する時期は決まってくる訳です。妊娠しやすい時期というのもありますし、トラブルなく出産までこぎ着けたければ、年齢には制限があります。子供を一人前にするまで、自分が経済的に支えなくてはいけないと真面目に考えたら、自分の定年までには、子供を自立させなくてはと考えますし、そうすれば、逆算して、何歳までに子供を持たないと大変というのは、必然的に決まってきます。

 

 一つには、自分が歳を取らないつもりで生きていると言うのもあります。20歳を過ぎたら、刻々と自分の身体が老いていくと言うのを受け入れて生きていれば、自ずと、結婚するタイミングというのは、決まってきます。いくつまでも、歳をとらないつもりで生きていて、10年後の自分が、リアルに想像できないから、今の自分とか、今の遊びとか、今の人間関係だけで、結婚をいくらでも先送りできるのです。おそらく、25歳の時に、10年経ったら、今自分の周りにいる35歳の人と同じ年齢になるというのを、本当の意味で理解できていないから、いつまでも先送りができると言うのもあると思います。

 

結婚年齢がどんどん上がっている理由

 

 インド占星術の鑑定をしていて思うことは、適齢期というものがなくなって、一定の年齢までに結婚しなければならないと言う強迫観念がなくなったのは良いことかもしれないけど、女性の身体には出産適齢期というのはあるから、それを想定して人生を考えたら良いのになということです。人生において子供を持って育てたいのだったら、もっと早くに真剣に結婚を考えれば良いのになと思うのです。

 私が若い頃は、女性はクリスマス・ケーキと同じで、24歳までに売らないと価値が下がるなんて言われたものでした。25日を過ぎると投げ売りされるクリスマス・ケーキのように言われたのです。だから、多くの女性は、自分で彼氏が作れなければ、誰かに紹介してもらって、大体20代のうちに結婚しようとしたものでした。まだ、男女雇用機会均等法も施行されていないころのお話しです。

 1999年、男女雇用機会均等法が施行されて、女性も男性と同じように当たり前に働ける環境が整えられるようになりました。若い夫婦の共働きが当たり前の時代になりました。女性も、同じ職場で働き続けていれば、ある程度のキャリアを積める世の中になってきたのです。

 そして、20代、30代の女性は、男性と同じように仕事に突っ走るようになったのです。そして、結婚平均年齢はどんど上昇して、ふと気づいたら子供が生めない年齢に近づいていると言う女性も増えてきました。

 

 その原因は、ある程度のキャリアを積み、年収もある程度得られるようになっても、キャリアが中断すると、その後同じ条件で働き続けることができないと言う現実にあります。そのために、20代、30代は仕事に突っ走って、ある程度仕事にゆとりができる40歳近くになって、子供が欲しいと真剣に思って不妊治療をする夫婦も増えてきています。

 40歳ということは、自然に妊娠できる確率は、20代の理想的な時期に比べると10分の1~5分の1に低下し、母体にとって妊娠の負担もリスクも高くなります。ダウン症や染色体異常の発生率も、20代の理想的な時期に比べると、10倍に増加します。

 これは、日本の性教育が、出産可能年齢ということを、正しく教えてこなかったつけもあると思います。それを、正しく知っていれば、もう少し早く人生の選択を考えることができるのかもしれませんが、現実問題、40歳が近づいて、あわてて不妊治療をする人が多いのではないでしょうか。

 セレブが45歳で不妊治療をして、成功して子供ができましたと言う誇らしい記事を読んで、自分もなんとかなるのではないかと思って始めるのですが、不妊治療にはお金がかかるし、お金に糸目をつけなくても、成功する確立は半分以下です。40歳で不妊治療のために仕事を辞めて、3~4年不妊治療をしてみたけれども子供ができずに、元々高い年収をもらっていた有能な女性が仕事を探しても、もとの仕事の3分の1とか、2分の1とかの年収の仕事しかなくてと言う話も良くある話です。子供が持ちたいと言う希望があるのならば、30代前半に結婚について真面目に考え始めた方が良いのではないでしょうか。

 

 ここ最近、35歳過ぎると子供を持つために色々な問題が生じてくることが世間常識になってきました。そのため、結婚相談所で、35歳以下の女性という条件を提示する男性が増えてきています。ですから、子供を持ちたい男性と結婚したいと希望するならば、30代前半で結婚について真面目に考えないと結婚することが難しくなる時代に突入してきているとも言うことができます。

 妊活に取り組む年齢が上がると言うことは、健やかな子供を生める確率が減るだけではなくて、子供が成長するまでに、自分自身が歳を取ってしまうと言うことにも繋がります。40歳で子供を生んだとして、子供が二十歳の時に自分が60歳で、まだまだ学費が掛かる時期が続いているということもあります。それを見越して計画的に貯蓄ができれば良いですが、子供にお金が掛かる時期に、自分や配偶者が元気で働いていられるのか、子供を巣立たせるまで支えていられるのかと言う長期的な経済的ビジョンも大切だと思います。

 

結婚相手を選ぶときに考えるべきこと

 

 婚活パーティなど、婚活ビジネスも盛んな昨今ですが、『婚活』と言っていても、その現実は『恋活』でしかないと言う現実もあるようです。若い人たちの結婚というイメージは、トレンディ・ドラマのヒロインの恋愛の先にあるようなイメージを夢見ている女性も多いでしょう。恋愛結婚こそが正しい結婚で、その先に幸せがあるかのようなイメージです。

 それは、「そういうものを目指してくれた方が、素敵なファッションだとか、プレゼントだとか、色々な商品が売れるよね」と言う商業的な狙いもあってイメージづけられている部分があります。婚活パーティだって、華やかに着飾って、競い合ってくれて、しかも、なかなか結婚できない方が、婚活ビジネスとしては儲かりますもんね。

 だから、本当に、若者のためになる安定した結婚生活ができるための情報は、なかなか広く宣伝されないと言うのは、そこに秘密があるのです。

 

 結婚適齢期という言葉があった時代には、その年齢の女性に対して、世話焼きおばさんが、ちょうど良い相手を紹介してくれると同時に、結婚というものについての現実を語って教えてあげると言う仕組みがありました。今は、世話を焼いてくれるおばさんがいても、その結婚というものの現実を語ってくれる人が少なくなったと言うことが、結婚はしたものの離婚する人が増えている理由の一つかもしれません。

 

 トレンディ・ドラマの主人公のような男性ともし結婚したとしましょう。当然、魅力的な男性ですから、結婚してからも周りの女性は放っておかないでしょう。女性の扱いがうまいそのような男性は、女性がどうすれば喜ぶのかをよく知っていて、あなたのことも酔わせてくれたかもしれません。でも、そういう楽しいデートを演出することのできる男性と結婚したら、待つ身の上の妻となった時にどうでしょうか? 付き合っていて楽しい男性と結婚したら幸せになれると言うのは論外で、どちらかというと、結婚したら悩まなくちゃいけない相手だということになるのです。夜遅くまでつきあいの良い人というのは、家にいる配偶者にとっては、いつまでも帰ってこないつきあいの悪い配偶者だということになるのです。

 女性を喜ばすのがうまい男性と付き合えば、デートは楽しいでしょう。でも、そういう男性は、色々な経験を積んで女性がどうすれば喜ぶのかを学んできた男性だということですから、基本的に女性のことは好きだし、そういう男性に対しては周りにいる女性のアプローチもきつくなるので、そういうアプローチをむげにはねつけるのは難しいでしょう。

 そういう女性の扱いのうまい男性が、自分だけを大切にして、他の女性は無視してくれると言う発想自体が、相当無理のある設定で、女性の扱いがうまくて誠実な男性というのは、ある意味、奇跡の男性と言えるのではないでしょうか? 魅力的な色男は、妻になったら心配が絶えなくてと言うことになるのです。芸能人が離婚するケースが多いのは、ともに異性にとって魅力的な人間同士が結婚していて、ともに経済力もあるからと言えるのではないでしょうか? 

 

 妻として、結婚生活を不安なく安定して過ごしたいのならば、ある意味、普通の若い女性が描いている理想の男性の正反対の男性を選んだ方が良いとも言えるのです。

 中国の旧満州、東北地方の若い女性が理想とする結婚相手というのは、おたくだそうです。

 その条件は

① 女性の扱いがうまくない

② 女性と付き合ったこともほとんどない

③ 年上の男性→普通に働いていれば、お金はある

 と言うことらしいです。一昔前の世話焼きおばさんは、同じようなことを若い女性に語っていたのではないかと思われます。

 結婚生活では、生活・経済が成り立つと言うことも、非常に大事です。経済的に立ちゆかないような相手と結婚するのは、自分が安定的にそれをカバーできる財力が安定的に期待できる場合以外は論外でしょう。妻に家にいて欲しいというのならば、年収がある程度ある人でないと無理でしょうし、そうでなければ、共稼ぎを快く許してくれて、家事も手伝ってくれる人が良いですよね。

 

毎日、クリスマス・ケーキを食べたいですか?

 

 あなたが、今、結婚したいと思っているデートの楽しい男性に対する思いというのは、毎日クリスマス・ケーキを食べたがっている子供と同じだと言われたらどう思いますか? クリスマス・ケーキは、毎日、味噌汁とご飯を食べていて、1年に1度食べるから、すごくおいしいと思うのであって、それを毎日ご飯も出ずに、クリスマス・ケーキだけを出されたら拷問だよねと言うことです。

 付き合って楽しい男性と、一緒に生活して不幸になる男性とは、一致する部分が多いと言うことです。今、楽しくお付き合いをしている相手と結婚したら、そのまま幸せな日常がずっと続くと思っているのは論外だと言うことです。その理由は、さっき言った通りですね。女性をうまく楽しませることの男性と結婚したら、家で待っている妻としてはどうだろうかという想像力さえあればわかりますよね。確かに、そういう男性は、付き合っていて魅力的に見えるし、幸せをくれるような気がすると言うのは、確かにそうなのですが・・・・・

 

正しい婚活とは

 

 結婚して不幸になる相手と結婚しないためには、どうやって相手を見極めれば良いのでしょうか? 恋愛関係の時の相手の様子と、その人と結婚した場合の相手の様子には、大きな差があることも良く見られます。今は、ほとんどが核家族で、夫婦だけで閉ざされた中で生活することが多いので、結婚してからは、人の目を気にすることなく相手と接することになりやすいので、その時に出る相手の本質はどうなのかと言うことをよく見極めて判断し、相手を選ぶ必要があります。

 相手の本質を見抜くには、お酒を飲んだときと、運転をしたときの相手の様子をよく観察するのが良いと思います。お酒を飲めば、前頭葉が麻痺して、ノーガードになり本質が出やすいですし、運転中は、運転の集中力に一定以上の注意力を割り振っておかないと事故るから、自分の内面を隠すと言うことがおろそかになり、普段隠している本質がでやすくなります。

 

① お酒を飲んだとき

 お酒を飲んだときに、酒の席で許されるから出る特徴というのは、核家族の中では出る可能性が高いので、特に、男同士の関係でどう変わるのかも含めて観察した方が良いでしょう。一番、気をつけなければならないのは、お酒を飲むと普段よりも攻撃的になる人です。そういう傾向は、閉ざされた核家族の生活の中で暴力的な姿として出る可能性は高いですよね。DVになって苦しむ前に、ちゃんと観察して小さな変化も見逃さないようにしましょう。酔っ払うとスケベになる男性は、気が小さいので、本格的な不倫にはいかない場合が多いでしょう。お酒を飲んで朗らかになる良いお酒を飲むならば、抑圧された部分は少ないのではないかなど、色々観察すべき点はあると言うことです。

 そのためには、自分は酔っ払うことを楽しむのではなく、なるべくなら素面に近い状態で観察できる様にした方が良いですよね。逆を言えば、お酒を飲んでいる女性の姿を見て、男性も色々と判断していると言うことです。お酒を飲むのが楽しくて、ストレスを発散して盛り上がっている女性は、結婚相手としてはいかがなものかと思われているかもしれません。

 自分が飲むのが楽しいと言う人は、自分がセレクトの対象になっていると言うことに対して無防備だということになります。だから、飲み会に参加するなら、自分が素面で相手の内面を観察する貴重な場だと判断して行動すれば、まっとうな相手をセレクトできる可能性は格段に高まると言うことができます。

 あとは、宴会がどれくらい好きなのかと言うことも大事な判断ポイントです。一緒に飲みに行くと、盛り上がって楽しくて、最後まで付き合ってくれる付き合いの良い人というのは、付き合っていて楽しい人ですけれども、終電まで飲んでいるような人と結婚したら、待っている妻としてはつまらないということになるでしょうし、終電がなくなってタクシーで帰ってくるような相手は、妻となった時には、そのタクシー代はどうするのよと言うことにもなるでしょう。付き合って楽しい人は、妻になった時には残念な人ということになるのです。

 

② ドライブに行ったとき

 男性の運転する助手席に乗ったときに、普段の様子との違いを観察すると良いでしょう。「信号がかわるどのタイミングなら突っ込んで、どのタイミングなら止まるか?」とか、「見えないコーナーでは、どのくらいスピードを落とすのか?」とか、色々隠されたキャラを判断できる場面はありますよね。周りの運転環境に関して、独り言を言う人もいます。畜生とか、馬鹿野郎とか、一人で運転している時に言っている言葉を止めるほど、自分を飾るゆとりがなくなるので、つい口にしてしまうのです。

 男性が運転して、女性が助手席に乗っている場合、男性からの観察ポイントとしては、女性がどういうタイミングで話しかけるかを見れば、家庭内でも、自分をサポートする能力とか、気持ちがあるかどうかがわかります。この時は話しかけちゃいけないと言うような運転に集中しなくてはならないときに、平気で複雑な回答をしなくちゃいけないような質問をする女性で、すぐに答えないと怒ったり不機嫌になったりする場合は、結婚しない方が良いですよね。そういう時に平気で話しかけてくると言うのは、自分のことばかり考えて、相手がどういう状況なのか全然見ていないと言うことなので、結婚してからの生活も想像できます。

 と言うことで、宴会の席やドライブに行ったときに、結婚を考えている相手のそういう姿をちゃんと見るチャンスがあるのに見ないでいるということは、良い相手を選び損なっても仕方ないことなのかもしれません。

 あとは、一緒に食事に行ったときとかに、店員に対してどういう態度を取るのかと言うのを見ると、気兼ねする必要のない相手に対して出る態度を予測することができます。相手の評価を気にしなくてもいい相手には、横柄だったり、傲慢だったりするとか、ちょっとしたミスに対して腹を立てるなどと言うことは、結婚して気兼ねしない関係になったときに出る態度のヒントになります。

 

合コンをやるなら、アウトドアでバーベキューをやれ!

 

 もし、合コンをやるのなら、お店で食事ではなく、アウトドアでバーベキューをすると良いでしょう。その時には、買い出しをして、作る準備を始めて、バーベキューの場所を作って、焼いて、みんなに配って、後始末をしてと言うすべてのステップがあるので、食べるだけ食べて、準備も後片付けもしないでいる相手とは、結婚しても家事の手伝いは期待できないですよね。一番面倒くさいことを、さりげなくやっている人もいるでしょうし、自然に行動する様子で、どういう夫になるのかを予測することができます。

 だから、デートで気分良くさせてくれる相手を探す『恋活』ではなくて、『本当の婚活』をするなら、こういうポイントに注目して、色々な場面を観察するのが良いのです。

 宴会の時にも、自分が見られていて、結婚相手として評価されていると言う視点を持って振る舞い、相手の本質の姿を見るチャンスを逃さないようにすることで、良い相手を探せる確率はあがります。お酒を飲むのが楽しくて、盛り上がっていると言うことだけでも、ノーガードで手の内をバラしていると言うことになるので、『婚活』と言うゲームにおいては不利になると言うことです。

 

 自分の欲望に任せて生きていては、安全に生きることは難しくなります。必要な時には、自分の欲望とか楽しみを節制して、必要なことをできる人間だけが、安全に人生を生きることができるし、良い人を選ぶための観察もできると言うことです。自分が酔っ払って、我を忘れて、この女性と結婚するのは辞めようと自分の気に入っている男性から思われるようなことをやっていては、幸せになるのは難しくなると言うことです。このようなポイントを良くかみしめて暮らし、大切な場ではよく観察して、相手を見極めるようにしましょう。

 結婚相手を選び間違えないようにと言う視点で、こういう人は避けた方が良いと言う欠点を見極める方法を書いてきました。確かに、こんなはずじゃなかったと言うことにならないためには、それも必要ですが、それよりも、相手から見て、ちゃんとした人だと思ってもらえるような自分になる努力をすると言うのが、良い相手と巡り会うための一番の早道だと思います。