一般的に、ケートゥ期は、自分の内面を見つめる傾向になり、どちらかというと引きこもり傾向の時期になりやすいです。
水星はコミュニケーションの惑星でもあるので、水星期は、人との交流が活発な時期でしたが、ケートゥは、自分の内面を見つめる性質の惑星なので、自分を見つめる傾向になり、自己探求の時期となりますし、どちらかと言うと引き籠り傾向の時期になりやすいです。
人と関わる水星期から自分の内面に向かうようになるこのダシャーの切り替わりは、ヴィムショッタリー・ダシャーのダシャーの切り替わりの中で、最もギャップの大きい切り替わりでもあります。
水星はコミュニケーションの惑星で、ケートゥは自分の内面を見つめる惑星なので、水星からケートゥヘのマハー・ダシャーの切り替わりは、人生の楽しみやコミュニケーションが一番強い状態から一番うまくできない状態に転落するという一気に内面性に向かっていくギャップの大きい変化になります。
ケートゥ期には、自分の内面と向かい合うことで、霊的な世界の理解が進む方もいらっしゃいます。
自分の内面を見つめるというのは、苦しい要素のあることでもあるので、水星期に自分の内面を見つめる苦しみというものが、どういう意味合いを持っているかということを知っておく必要があります。
水星期に、正見や、自分の内面世界を正しく理解するための知識をきちんと学んでおくと、ケートゥ期になって深い意識に入っていった時に、正見に基づいて瞑想することができます。
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