金星期


金星期は、金星、ヴィーナスという芸術や美を表す惑星の時期なので、音楽や踊りを楽しんだり、恋愛をしたり、現世的な楽しみが増える時期です。ヴィムショタリ・ダシャーでは、ケートゥ期という内側に向かう禁欲傾向のダシャーの後に訪れますので、一気に楽しく過ごせる時期になったりすることもあります。

現世的には楽しくて良い時期なのですが、精神性・霊性に縁のあるホロスコープの人でも、10代後半や20代前半に金星期に入ったりすると、現世的な楽しみが多すぎて金星期が終わるまで霊的な世界に縁ができないで過ごしてしまうことも多い陽です。精神性を重視する観点からすると、内面に深く向かうケートゥ期で培った霊的な世界について、人に話をしたり指導したりすることができるようになるのが理想だとされる時期です。