一般的に、木星期は保護された中で、まったりと過ごすことのできる時期になりやすいです。水星期に似てやりたいことがやれるし、やりたくないことはやらなくてもいいと大目に見てもらえる時期になります。
木星自体は精神性の惑星ですが、お金の惑星でもあるということもあり、そこそこ現世的に暮らして、ちょっとスピリチュアルという感じで過ごすことも多いです。
木星期に、大目に見てもらえる中で自制心を欠いて過ごすと、次に訪れる土星期に清算させられることになりますので、木星を倫理感の惑星として使って、自分を律することが大事になります。
木星に火星・ラーフの影響が強い人の場合には、ラーフの際限のない欲望と膨れあがる木星の特徴が火星の野心とカップリングして、事業拡大が当たり前みたいに社会的発展の時期になる人もいます。
木星期の最後は木星・ラーフ期になるため、膨張系の惑星が重なって勢いが止められない傾向になります。
ただし、ラーフ期に得たものはラーフ期に最後に失うと言うのが木星マハー・ダシャーの最後と重なるので、木星・ラーフ期の終わりには、その間に得たものをちゃんと失うケースが多いです。
その場合には、無理やり同じように続けようとするとタイムロスも消耗もするので、それに取り組んだ頃のラーフのパワーは戻ってこないことを理解して仕切り直す必要があります。
町田のインド占星術研究家 プララ
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