私のインド占星術との出会いについて書いてみたいと思います。

私がインド占星術と出会ったのは、10年ぐらい前のことでした。インド占星術を習っていた友人が、あなたのチャートで勉強がしたいので、出生時刻を教えて欲しいと言ったのでお伝えしました。友人が先生のところで習ってきたことを、また聞きでお聞きしました。随分、当たるものだなと思いました。

私が子供のことについて悩んでいたとき、その友人に先生のところに相談しにいってみたらと言われて、先生のところに伺いました。その頃、子供は好きなことをやるために大学を辞めたいと言っていたのですが、好きなことは二足のわらじにしてやった方が良いと言う鑑定結果に納得した部分もあったらしく、大学を辞めることなく卒業することができました。

しばらくして、もう一人の子供が、朝起きて大学に行けなくなりました。今度は、子供も引き連れて先生のところに行きました。朝起きられなくなった理由も解ったうえで取り組むことで、生活は改善していきました。この時、インド占星術はすごいものだと実感して、勉強したいと思いました。早速、テキストを購入して勉強し始めました。その後、自分の人生の岐路でも、自暴自棄の選択をせずに済んだりと、インド占星術に随分と助けられました。

2012年に、長年勤めていた病院を辞めることになり、時間ができて一気にインド占星術にのめり込みました。退職の時に、インド占星術を勉強していきますと言う挨拶文を渡してびっくりされたのを覚えています。もともと、研究者だったこともあり、色々な人たちの性格とチャートに現れている惑星配置をファイル化していくのは、とても楽しい作業でした。

そうしている内に、家族や自分が救われたように、インド占星術で、他の人たちの手助けができたらと言う気持ちが強くなっていきました。インド占星術を、仕事にするようになって、出会った人との関わりの中で、また学ばせていただいて、人間の深さとそれが読み取れるインド占星術の深さを実感する日々です。

西洋占星術とは違って、まだまだインド占星術は知られていない占星術です。インド占星術は、占いではなくて、人生を歩くための地図で、地図があった方が人生はよりよく歩いていけるよねと言うのが、私の実感です。そして、そういうインド占星術が、世の中にもっと広く知られるようになって、より多くの人がよりよく人生を歩んでいけたら良いなと願っています。