元旦のブログで、最近、身体の変化が色々と起こっているというお話をしました。
スカ・アーサナと言って、膝から畳んだ足を身体の左右に置いて座るという座法があるのですが、先生の足は、身体の真横にあって、足の裏が天に向いているのに、自分の足は、いつまでも身体の少し前の横に置かれたままで、足の裏もなかなか天を向かないと言うのが悩みの種でした。
それは、去年の9月のラージャ・ヨーガ講習の時に、先生に、長年やっているのに、何で足が横にいかないんでしょうか?と問いかけた時のお話です。
そうしたら、先生から身体の横の意識が薄いと言われたんです。
言われて、横の世界を作ってみたら、横に大きく広がった私ができました。
手を左右に開いて、左右に意識を広げていったら、左右に5メートル程の意識のエリアができたんです。
それをオーラと言うのか、エネルギー範囲と言うのかわかりませんが、山のような大きな自分ができました。
まったく違った世界です。
どんと落ち着いた存在感のある私ができたんです。
今の私の生活では必要ありませんが、相手の威圧感に負けたくないようなシチュエーションでは、横幅の大きな自分を作って相対したら、相手に飲まれることなく向かい合うことができるのではないかと言う感じがします。
そして、高度な瞑想をするために必要になることなのですが、身体を足とは無関係にきれいに立てられるようになるために深く切り目を入れる必要がある鼠蹊部に、今までとは違った切れが入ろうとする感覚が出るようになりました。
10月のラージャ・ヨーガ講習の時に、左右の坐骨に均等に体重を乗せるだけじゃなくて、左右の膝にも、座骨4に対して膝1ぐらいの形で、左右均等に体重を落とすようにと言われました。
横の世界の意識が薄かったので、膝を落とすという意識も薄かったのでしょう。
膝を落とすことを意識するだけで、鼠蹊部に今までとは違った切れが入ろうとする感覚がまた感じられるようになりました。
横の世界ができたんだから、今度は後ろの世界も作っておきますかと言われて、今はそれに取り組み中です。