今、人類が先に進んでいくための7つのガイドライン by Amma

 

2020928日はアンマの67歳のお誕生祭でした。

 

イベントはアンマのアシュラム、アムリタプリからネット配信され、世界中から参加することができました。

 

 

そして、昨日、スワーミ・シャーンタアムリタ―ナンダ・プリ(シャンタジ)が、『アンマのお誕生祭を振り返って』と言うお題で、日本語でお話しをしてくださいました。

 

 

この中で、コロナウイルスが世界中を苦しめている今の時期を過ごすために、アンマが示した7つのガイドラインについて、話をしてくださいました。

 

それについて書き留めたものをシェアしたいと思います。

 

 

 

1. As much as possible, keep your body and mind under control.

 

1.なるべく、身体と心を抑制するようにしてください。

 

私が、身体の主でないといけないし、マインドの主じゃないといけません。もし、マインドに支配されている状態であれば、それを少しずつ逆転する必要があります。

 

 

 

2. Maintain a regular spiritual practice, at least to a small extent.

 

2.毎日同じようなサーダナ、精神修行、霊的修行を続けてください。

 

どのぐらいの時間するのかが大事なのではなくて、毎日することが大事だと仰っています。

 

 

 

3. Make protecting Nature a part of your daily routine.

 

3.毎日の日課として、自然を守ることを毎日のルーティンの中に加えてください。

 

何かしら自然保護的なことをしてください。

 

 

 

4. Do not belittle the forces of Nature and see them as inferior.

 

4.大自然の力に、敬意を払いましょう。決して、大自然の様々なパワーを軽蔑しないでください。

 

大自然に対して、リスペクト示す、敬意を示すことが大切です。

 

 

 

5. See life from a broader perspective.

 

5.人生をより広い視野で見てください。

 

どうしても、私たちは狭い世界観に嵌まってしまいますが、より広い視野で人生を眺めてください。

 

 

 

6. Create a balance between your selfish and selfless interests.

 

6.利己的な関心と利他的な関心のバランスを取ってください。

 

つまり、自分のためにすることと、他者のためにすることのバランスを取るようにしてください。

普段私たちは、仕事とプライベートのバランスを取ったりしていますけれども、それは、どっちも、自分のための事柄のバランスです。でも、アンマはそうじゃなくて、自分のことと他の人のためと言うことのバランスを取ることが大事だと仰っています。

 

 

 

7. Acknowledge and obey the universal laws set by God—the supreme authority.

 

7.神様に定められている普遍的な法則を認めて、それに従うことです。

 

これが、大事です。

 

神に定められた普遍的な法則と言うのは、カルマの法則とか、ダルマ(普遍的な法則)のことです。

 

 

 

アンマは、人間の利己心について述べられました。

 

使い捨てと言う表現が、今の時代を的確に表現していると仰っています。

 

使い捨てと言うのは、社会にはびこっている態度です。

 

私が買うものにしても、自然に対する態度にしても、人間関係についても、全部使い捨てです。

 

この態度は、すべて利己心から生まれています。

 

利己心は、自己免疫疾患のようなもので、私たち自身の細胞が、身体全体を攻撃して破壊します。

 

利己的な行為をした人には、良いことがありません。

 

 

 

コロナウイルスは、大自然からのではなくて、人類が、自分の自分の行動を正すための機会(チャンス)です。

 

進んでいる方向が間違っているよ、そっちに行くんじゃないよと大自然が教えてくれている警告なのです。

 

自然からの愛の呼びかけです。

 

母なる地球、母なる自然は、とても忍耐強いのですが、人間は、その忍耐強さを悪用して、母なる自然を傷つけています。

 

この間違いを、私たちは直さないといけません。

 

その警告として、コロナウイルス問題に世界中が苦しんでいる今の状態があるということです。

 

 

 

アンマは、最後に思いやりの大切さについて話されたそうです。

 

一人ひとりが、何人かの周りの人に思いやりをもって接したら、その人たちがまた、自分の周りにいる人たちに思いやりを示して、それが、さざ波のように全ての人に拡がっていきます。

 

 

 

コロナウイルスに対する、私たちの答えが、カルナウイルスになったら良いなと仰います。

 

カルナと言うのは、サンスクリット語で、思いやりのことです。

 

だから、慈悲ウイルス、思いやりウイルスが、拡がったら良いなとアンマは仰っています。

 

その思いやりウイルスが、世界中に広がれば、コロナウイルスの問題は乗り越えられるのでしょう。

 

 

 

ロカーハ サマスターハ スキノー バヴァントゥ

 

あらゆる世界のあらゆる存在が全て幸福でありますように・・・・・

 

 

 

アンマのお誕生祭でも唱えられましたが、カルナウイルスを拡げる一環として行われたということです。

 

アンマは、2020年が困難な年になることを知っておられて、ホワイトフラワー瞑想を作って、世界に送ってくださいました。

 

それを多くの人が行うことで、祈りの力が大きくなることをアンマは願っておられます。

 

 

 

生きとし生けるものが幸せでありますように・・・・・