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銀河コース 3回目

 

先週の土曜日は、あるくと(aruku)の銀河コースを歩いてきました。

 

このコースを歩くのは3回目ですが、今回初めて、相模原市立博物館とJAXA宇宙研究所を見学してきました。

 

JR横浜線の淵野辺駅からスタートして、また駅に戻るコースです。

 

 

3度目なので、コースを外れて適当に歩いていたら、新田稲荷神社がありました。

 

御祭神は、稲倉魏命(ウガノミタマノミコト)で、今熊神社と細戈(くわしほこ)神社が境内社になっています。

 

なかなかの良い神社で、その昔、この地で迷子や行方不明者が出た時に、開墾の芝や土などで7メートルもの塚を築いて、頂上で鐘や太鼓を叩いてお祈りをして呼ばわると、必ず現れるといわれた民間信仰の場所(呼ばわり山)でもあります。

 

文政元年(1818)に建てられた鎮守社だそうですが、土着信仰としては、もっと古くから祈りの場だったのではないかなと感じる雰囲気がありました。

 

かわいい道祖神もありました。

 

 

9時過ぎに歩き始めて、JAXA宇宙研究所の入り口を通った時にはまだ10時前で見学はできない状態だったので、そのまま、淵野辺公園まで歩きます。

 

淵野辺公園には、木で作られた遊具が点在していて、周りの木々とマッチしています。

 

きれいに整備された公園ですが、私的には、隣接する国有地の公園の方が好きです。

 

 

米軍キャンプ淵野辺留保地を、散策路として開放してあるもので、散策路の地面もふかふかで足の裏に心地よい公園になっています。

 

葉っぱが堆積した土の道を歩くと、足の裏が割れる感触で、結構痛いのですが、足の裏が細かく分離して割れようとしているのですから、ラージャ・ヨーガ修行者としては喜ばなくてはいけません。

 

 

帰り道に、寄った相模原市立博物館には、小惑星探査機「はやぶさ」の原寸大の模型が置いてあります。

 

プラネタリウムに入るのは、有料ですが、展示物を見せていただくだけなら、無料で拝観することができます。

 

星座と主な恒星が描かれている手ぬぐいと天体折り畳み傘を記念に買いました。

 

「はやぶさ」は、日本のロケット開発の父である糸川英夫さんの名前がついた小惑星イトカワを目指して打ち上げられました。

 

この「はやぶさ」は、7年余りの旅をして、イトカワのかけらを地球に持ち帰りました。

 

 

「はやぶさ」には、インド占星術的にも、面白い話があって、打ち上げられた瞬間のチャートが、9惑星中、太陽・金星・火星・木星・ラーフ・ケートゥの7惑星が高揚していて、もの凄いチャートです。

 

「はやぶさ」は、小惑星イトカワを目指して打ち上げられ、最終的には、地球重力外にある天体の固体表面に着陸してのサンプルリターンに、世界で初めて成功したという偉業を成し遂げたのですが、それまでは幾多の危ない状況を、何とか回避しながら戻ってきたという数々のドラマがありました。

 

つまり、高揚惑星がたくさんあるということは、素晴らしい力があることは確かだけれども、平穏な運命は約束しないということの証明になるような事例なのです。

 

 高揚惑星は、ムーラトリコーナや定座の惑星と違って、敵対する惑星の星座で高揚する場合もあり、その惑星の性質を強めて、それを使ってやることの才能には恵まれたりするのですが、高揚惑星が支配するハウスや在住するハウスによっては、人生に波乱をもたらすことも多いのです。

 

 

 

JAXA宇宙研究所の外の道沿いには、はやぶさが撮影したイトカワの写真が飾られていますが、イトカワのサンプル採取の時に、イトカワの重力が小さいことが採取を難しくしていたという話がありますが、イトカワは半径が約160メートル、長径500メートルしかない天体で、よくぞこんな小さなものを正確に目指して、帰ってきたものだと思います。

 

JAXA宇宙研究所の外には、ロケットの模型が展示されています。

 

建物の中には、宇宙探索の歴史が展示されていて、糸川英夫博士の「日本の航空は今後どうなるのか」を書いた直筆原稿なども展示してあります。

 

1955年から日本のロケット研究が始まり、ペンシルロケットと呼ばれる、ペンシルよりもずっと小さいロケットから、ペンシルぐらいの大きさのロケットになり、それが段々大きくなって、今に至っているのだということが実感できます。

 

小惑星の軌道も含めた太陽系の模型もあって、側にあるハンドルを回すとくるくると惑星が進行するのですが、太陽・月から木星までの速さの違いを、くるくる回しながら実感できます。

 

 

宇宙とか、星とかにロマンを感じる人は、どちらも無料で見学できますので、相模原市立博物館とJAXA宇宙研究所に行ってみると良いと思います。

 

《追記》

 

JAXA相模原キャンパスでは、11210時~16時半まで、特別公開(入場無料)を行うそうです。

 

最新の研究成果の紹介や工作・実験、スタンプラリーなども行われるようです。

 

相模原市立博物館では、トークイベントやワークショップもあるようなので、

http://www.isas.jaxa.jp/opencampus2019/

を見ていってみるのも良いのではないでしょうか?

 

 

淵野辺駅から横浜線に乗る前に、駅前にある自然農法のお店に寄りました。

 

色々な種類のかぼちゃがあって、黄色くて小ぶりなものを買いました。

 

煮物にして食べると良いということだったので、煮物にしてみましたが、なかなか普通のかぼちゃのように柔らかく煮えなくて、ちょっと違った感触のかぼちゃでした。

 

 

小さなコロコロしたキュウリもあって、メロンキュウリと言うらしいのですが、酸っぱくてフルーティな味のする変わったキュウリでした。

 

揚げるとおいしいということだったので、揚げて軽く塩コショウをして食べましたが、初めての触感と味わいでした。

 

ハヤトウリのつると言うのも売っていて、空心菜と同じように炒めて食べると良いということだったので、お勧めのように豚肉と炒めて食べましたが、おいしかったです。

 

お散歩に出かけると、いつも見慣れないものに出会って、初めてのものを味わったりできるのも楽しいですね。