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【秦野市】歴史と自然と温泉めぐりの散策コース

 

昨日は、あるくと(aruku)の【秦野市】歴史と自然と温泉めぐりの散策コースを歩いてきました。

 

このコースは、小田急線の鶴巻温泉の駅周辺を散策するコースです。

 

今回は、弘法山や吾妻山の山の方は行かずに、駅周辺を歩いてきました。

 

鶴巻温泉の北口広場には、源泉の湯かけながしの手湯があります。

 

謎のオブジェもありました。

 

 

駅から5分も行かないところに、宮永岳彦記念美術館があります。

 

「光と影の華麗なる世界」と称される美人画で知られる洋画家宮永岳彦の作品が展示されています。

 

「ぺんてるくれよん」でおなじみの絵を描く男の子と女の子のパッケージも宮永氏の作品だそうです。

 

 

鶴巻温泉駅からほど近くにある「弘法の里湯」は市営の日帰り温泉です。

 

足湯や源泉を持ち帰れる温泉スタンドもあります。

 

歩く道すがら、ヤギを散歩させている人に出会いました。

 

何て、のどかなんでしょう?

 

しばらく行ったところに散歩の一休み中のヤギさんたち。

 

 

鶴巻温泉の駅前広場から弘法山に向かう道路には、ナンキンハゼやシラカシの街路樹が植栽されています。

 

メイン通りから入っていくと風情のある小径もあります。

 

 

極楽寺は、曹洞宗のお寺です。

 

朝のお唱えをせずに出かけてきたので、修証義を唱えてお参りしました。

 

道元ゆかりの曹洞宗のお寺にいくと、いつも修証義と普勧座禅儀の抜粋を唱えるのですが、そう言う場で唱えるといつもより深く心に経典が沁みてきます。

 

 

極楽寺の観音堂には、秦野市重要文化財に指定された安産と子育ての十一面観音菩薩が安置されています。

 

平安時代後期に造られた作品で、この頃の寄木作りの仏像は県内でも数少ないそうです。

 

十一面観音菩薩は、頭部に十一の面を載せていることから、その名前がついている変化観音の一つです。

 

十一の苦を転じて利益を与える広大な功徳を表したものです。

 

 

極楽寺から小田急線を越して西へ向かうと延命地蔵があります。

この延命地蔵は、約250年前に江戸の商人が米寿を記念して作られたものと言われています。

高さ3.2メートルの大きなお地蔵様です。

 

 

延命地蔵から道なりにもう少しいくと、鶴巻の大ケヤキがあります。

 

神奈川県最大の大ケヤキの木で、県の天然記念物に指定されています。

 

高さ30メートル、周囲は10メートルもある迫力のあるお姿です。

 

樹齢は600年以上だと言われています。

 

 

 

 

10スポット中7スポットを歩けば、コースクリアで、約7000歩、お手軽なお散歩コースでした。