11月3日~4日、インドの聖者アンマの高弟であるスワミジの芦ノ湖リトリートに参加してきました。
リトリートは、アンマに深く関わっている人が参加するもので、自分が参加するものではないと思っていたのですが、何故か、行ってみようかと思い、初めて宿泊しての参加になりました。
確かに、アンマ来日の時にも、中心になって活動されている方が大勢いらっしゃいました。
今年の2月から、アンマの合唱バジャンの練習に参加し始めて、5月の来日の時には歌う機会も頂いて、舞台にいるアンマとその周りにいる人たちからは拍手を頂きました。
今は、11月11日のスワミジワンデーリトリートで歌うために練習をしています。
合唱歴は児童合唱団時代から、○十年と長いのですけれども、神様を思って歌うバジャンを歌うと言うことは、全く違う世界の良さがあります。
普段、あまり熱心に取り組んでいる訳ではない私も、歌を歌えば自然に崇高なるものへの思いが膨らんできます。
バジャンというのは、サンスクリット語で、もともと「崇拝」「献身」と言う意味があるらしく、転じてバジャンと言えば「神を賛美する歌」、すなわちヒンドゥ教的な賛美歌を意味する言葉です。
合唱バジャンでは、特に、日本語のものをやっているので、言葉の意味をちゃんと込めて歌えるのが良いと思います。
リトリートでも、バジャンを歌いましたが、日本語でないものは、リードの人について歌うのですが、意味がわからないので気持ちが入りにくいと感じます。
でも、意味がわからなくても、デヴァイン・マザーへの思いを持って歌えば良いのかもしれません。
リトリート中は、床に座って過ごすことになるので、なるべく正しい姿勢で座って過ごそうと思って座っていました。
普段の生活では、椅子生活なので、長い間床に座っていると言うのも、リトリートに参加したからこその経験でした。
スワミジの講話の中で、アンマは周りにいる人たちから、常に沢山の質問を受けますけれども、なかなか答えてくれないと言うお話がありました。
時間は貴重なので、答える必要のある質問にしか答えないからだそうです。
そして、その答えが、その人の役にたつと思う時には答えてくれるそうです。
スワミジも、以前は、アンマに沢山の質問をしたそうですが、今は質問もしなくなったとお話ししていらっしゃいました。
宿泊のコテージでは、お話ししたことのなかった人たちとお喋りをして、楽しい時を過ごしました。
参加して感じたのは、お世話をしてくれている人たちのことです。
食事は、1回はバーベキューだったので、みんなで作って食べたのですが、それ以外の時は、スワミジのお話を聞かずに、みんなのために作ってくださっている人がいると言うことです。
そう言う人たちのおかげで、貴重なお話を聞き、スワミジの素晴らしいフルート演奏も入ったバジャンを楽しむことができていると言うことに、感謝の思いがしきりでした。
貴重な場を作ってくださって、ありがとう!!
頂いたものを熟成して、今度は誰かに与えることができますように・・・