アンマ来日イベント、ハイテンションの長い3日間が終わりました。
今回は、最終日翌日の朝から、その会場を使う団体があると言うことで、早朝4時、デーヴィバーヴァ・ダルシャンというクライマックスが終わってから撤収までの時間が短く、ダルシャンも後半はaccelandoアッチェレランド(音楽用語で段々早く)で一人の時間は短めで、終わってから大慌てのまきでの撤収作業でした。
日本は、まだイベントに参加する人が、他の開催国に比べて少ないため、一人ひとりのダルシャンにかける時間が長めだと言うことで、近隣アジアからは、ゆっくりダルシャンを目的に来日される方もいると聞きます。
今回は、撤収作業を早めにしなければならないために、ダルシャンの時間が短くなってしまうことを、アンマは心を痛めておられますとアナウンスがありました。
最終日の午後(夜)の部では、アンマが白いサリーではなくて、ゴージャスなサリーで女神の姿にグレード・アップして行われるデーヴィバーヴァ・ダルシャンと言うのが行われます。
最終日の午後の部は18:30頃にアンマが入場されて始まります。
アンマのお話しやその後アンマの高弟による瞑想があり、世界平和を祈るセレモニーが終わってから、舞台上のお部屋でアンマが白いサリーからカラフルなサリーに着替えられて、より神聖で美しい姿になって現れます。
今回のイベントでアンマがお話しになっていたことは、最近私がインド占星術の鑑定でお伝えしたいと思い始めていることと共通していることがたくさんあってびっくりしました。
人生で辛いことはたくさんあるけれど、それは辛いことをもたらしてくる相手が悪い訳ではなく、自分が過去世で積んだカルマが返ってきているだけであること。
そう言う視点を持てば、自分に辛い思いをさせる相手に対しての怒りの思いが少し薄くなってきますので、相手を否定する形で、別れたり、決裂したりすることも少なくなります。
相手も、自分と同じように、過去世の結果として、そう言う運命で生まれてきているために、そのカルマに従って生きていると言うことを理解すれば、「もう、無理!」ではなく、そのままの姿を認めて折り合える可能性が高くなってきます。
それは、自分自身の体験も含めて、深く実感することでもあります。
デーヴィバーヴァのダルシャンは、真夜中を過ぎて早朝4時ぐらいまで続きます。
そんな時間にその場にいることはできないと言う時期もありましたが、1回、それに参加してしまうと、来日イベントに参加するなら、最終日の夜明かしをしないとねと言う感じになってきました。
10年ぐらい前、アンマの話を、深く関わっている人が話しているのを自分とは関係のない世界の話としてスルーしながら過ごした2~3年があって、7~8年前にちょうど仕事のない日に来日イベントがあった年に参加してから、折角日本に来てくださるのなら会いに行きたいと思うようになり、少しずつ来日イベントへの関わり方も変化してきました。
3日間フル参加をし始めて数年、去年からはボランティア登録をしてセヴァ(奉仕)をさせていただいています。
今年は、舞台周りのプラザードというアンマに祝福されたものを販売するブースでお手伝いをしました。
アンマに捧げられたお菓子や果物、お花を販売したり、最終日の夜の部で配られる聖水を持ち帰るためのボトルを販売すると言うのが主なお仕事です。
ボランティア登録をしてセヴァをするようになると、キャンディと言ってアンマがダルシャンの時に渡してくれる花びらとキスチョコをアンマの手に手渡す係やスター・ゲイザーと言ってアンマの側でアンマのことを見ているだけと言うご褒美セヴァもすることができるようになります。
今年は、アンマのメルマガで、日本語の合唱バジャンの練習会がありますと書いてあるのを見つけて、元々長年合唱をやっていたので、そう言うものがあるならと参加してみたら、5月の来日イベントでバジャンを合唱で歌うのだと聞いてびっくり。
初日29日の午後に出番があったのですが、イベントでバジャンを歌うのは初めての人がほとんどだったので、出番の前に、集まって練習をしたりして本番を迎えました。
オームの聖なる音Ⅱと母なる自然の2曲を歌いましたが、歌い終わって、アンマのいる舞台の方から拍手をいただきました。
アンマは、両手の親指を立てて、良かったよのメッセージをくださいました。
今回の合唱バジャンは、初めての試みで、再来年の30周年には、もう少しレベルの高い合唱バジャンをイベントで披露したいと言うことを長期展望として、今年始まったもののようです。
合唱団の名前は、コーロ・アムリタです。
合唱は、長年やってきましたが、神様を讃える歌を歌うと言うのは特別のもので、歌っていると心がきれいになっていくような気がします。
今年は、2日目にアーラティと言う火を使うセレモニーへの参加のお誘いがあり、有難い機会なので参加させていただきました。
アンマの顔を見ながら、笑顔で行うものだったようですが、火を灯したお皿を回すのに真剣になってしまって、アンマとの笑顔の交流はあまりできませんでした。
視線の交流はありませんでしたが、火を灯したトレーをペアを組んだ方と一緒にまわしながら、ハートはアンマへの思いでいっぱいの素敵な時間を過ごしました。
その日のダルシャンでは、初めてアンマが背中を撫でてくださり、そんなに緊張して頑張る必要はないんだよと言われているようで、深く癒やされるのを感じました。
2015年の来日イベントのパンフレットにインド占星術の鑑定・講座の広告を出させていただいてから、アンマのつれてきてくれた人の鑑定をして、その人の紹介でまた鑑定をしてと言う形で、ご縁が拡がってきています。
今回のイベントでは、私のことを知らないのに、インド占星術を習いたいなら、アンマのところで広告を出しているこの人に習ったら良いんじゃないのと私のところに生徒を送り込んでくれた人ともお会いすることができました。
今年も、来日イベントをきっかけに、いくつかの依頼をいただきました。
インド占星術の鑑定は、やり方によっては悪いカルマを積んでしまうことになることもあるそうですが、アンマの祝福を受けて、その中でやっていれば大丈夫だと言う思いもあります。
インド占星術でホロスコープを読むことは、その人の決められた運命を読み取ることでもあります。
運命は、自分では変えられない部分も多いのですが、その運命の中で、その方ができる限り良く生きるための方法を見つけてお伝えしたいと言う思いを持って取り組んでいます。
最終日のクロージングの時に、ナレーションで、「今回のイベントで無私の奉仕をしてくれた方々に、アンマは感謝の思いでいっぱいです。アンマの子供達、あなたたちはアンマの一部です。」と語られるのを聞いたときに、深いところから涙が溢れてきました。
アンマは、宇宙の真理を体現している存在であって、アンマにとってはすべては一つなんだなと言う感慨が溢れて止まりませんでした。