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榛名神社へ

 

新緑の榛名神社に来ています。

 

榛名神社は、6世紀末の創建と伝えられる由緒ある古社です。

 

 

境内に入り、随神門を抜けると、急にひんやりして、ここから神域という風情になります。

 

 

随神門を抜けるとすぐに川があって、マイナスイオンが満ちているからもあるのでしょうが、みそぎ橋を渡るとまた一段階おごそかな感じに気が変わります。

 

 

 

渓谷に沿って石畳を歩いて行くと、榛名山麓の天然水がわいている御水屋があって、そのお向かいには、武田信玄が戦勝祈願のために矢を立てたと言う言い伝えがある矢立杉があります。

 

御水屋の辺りから川向かいを見ると、瓶子(みすず)の滝が流れています。

 

山道を歩いて行くと、あちこちに七福神の像を見かけます。

段々石段も急になってきます。

 

 

 

社務所のあるところで一息つくと、石段の上に双龍門が見えます。

 

双龍門の脇にそびえる奇岩は、鉾岩です。

 

 

 

双龍門には、扉や天井絵に龍がたくさん!

 

透かし彫りは、三国志にちなんだものだそうです。

 

 

本殿は、1806年に建てられた権現造りの建物で、本殿の後には、御姿岩と言われる巨大な奇岩がそびえていて、この岩の洞窟に御神体がお祀りされているそうです。

 

主祭神は、鎮火・開運の神の産霊神(ほむすびのかみ)、五穀豊穣・商売繁盛の神埴山姫神(はにやまひめのかみ)です。

 

 

お参りをしてから、石段の途中で岩に触れられるところで、岩と交流してから、下りていくと神幸殿があります。

 

奇岩の間から見える新緑のきれいなこと!

 

 

 

行くときは、鞍掛岩が、対岸の中腹に見えますと書いてあったけど、どの岩だかわかりませんでした。

 

帰りにアーチ状の変な岩を見つけました。

 

肉眼で見てもわかりにくいので、写真にしたらわかりにくいと思いますが、元々洞穴状だったものが、奥の岩が落ちて橋のように残ったものだそうです。

 

 

途中まで下りて、お昼時なので、みそぎ屋というところで、榛名神社門前そばを食べました。

 

お蕎麦についている山菜かき揚げは、普段食べることのない葉っぱ(こごみ? こしあぶら?)の香りがして、新緑の季節がぎゅっとつまっていて、食べ応えがあり、お昼としては十分な食事になりました。

 

お店から撮ったみそぎ橋です。

 

午後から天気も下り坂かもと言う話でしたが、天気が崩れることもなく、暑すぎなくて良い気を浴びて気持ちの良いひとときでした。