アンマのアシュラムでは、毎日曜日フリー・マーケットがあるようです。
今朝は、7:30~9:00、フリー・マーケットのセッティングをお手伝いしてきました。
セヴァ・サービスのカウンターで、フリー・マーケットのセッティングと販売とどっちが良いかと聞かれたのですが、英語が苦手なので、喋らなくてもできそうなセッティングをすることにしました。
値段ごとに区分した衣類を物色するためのテントを組み立て、集まった古着をハンガーにぶら下げる仕事をしてきました。
衣類をぶら下げて準備をしていると、衣類を触って選ぼうとする人たちが集まってきてしまって、フリー・マーケットは9時からですと答えたり、おいくら?と言われるのに、まだ値段付けの前ですとかって言いながら、衣類を見やすいようにセッティングしました。
一働きしてから、朝ご飯は、宿泊者は無料(宿泊料金1日250ルピーに含まれている)でいただけるカレーをいただきました。
食器は、食べ終わった後、洗って所定の場所に返すのですが、インド人は、基本的に手で食べるためスプーンが十分に用意されていません。
ですから、アシュラムに混んでいる時期にいらっしゃる場合は、カレー用のスプーンを持ってくることをお勧めいたします。
また、朝のお祈りの後に配られるチャイを入れるコップまたは、水筒を持ってくると良いでしょう。
ここで、アシュラムに来る時に、持ってきた方が良いと感じたことをリストアップしておきましょう。
①アシュラムの住所を書いた紙
空港から出る時に、宿泊先を書かされるので、これは必須です。
Mata Amritanandamayi Ashram
Amritapuri.p.o, Kollam,
Kerala 690546
②Sri Kalita Sahasranama チャンティング・ブック
折角、アシュラムに来たのですから、朝のお祈りには参加されると良いと思います。そのためには、チャンティング・ブックがあると良いでしょう。
稲城のアシュラムで購入できますが、アンマの公式ホームページの中に、アムリタブックスというオンライン・ショッピングがあって、そこでも購入できます。
ただし、注文してから届くまで10日ぐらい掛かりますので、余裕を持って頼まれると良いでしょう。
まともに、チャンティングできない状態で来たのですが、1週間毎朝お祈りに参加して唱えると、人の唱和について唱えられる様になります。
基本、女性は、カーリー・テンプルで、男性は、ビッグ・ホールでのチャンティングになります。
チャンティングの後に配られるチャイは、砂糖入りと砂糖なしがありますが、大変おいしくいただきました。
③サンダル
アシュラムの中は、テンプルやお店のほとんどに裸足で入る必要があるので、脱ぎ履きが楽なサンダルが便利です。
他人のものと区別がつきやすいサンダルがお勧めです。
私は、服装は白が基調と聞いて、サンダルも白が良いのかと思って、白いナース・サンダルを持ってきましたが、とても目立ってわかりやすかったです。
サンダルに慣れていなくて、靴擦れする可能性もあるので、バンドエイドを持っていくと良いでしょう。
④トイレット・ペーパー
部屋のトイレにはトイレットペーパーがありませんので、持っていくと良いでしょう。
⑤チャイを入れるための大きめのコップ、または水筒
チャイ用のコップは、雑貨屋で60ルピー、蓋付のコップは140ルピーで購入できました。
アシュラムには、何カ所か飲料水用の水が出る水道がありますので、水筒があれば、そこで水を汲むこともできます。
⑥懐中電灯
朝のお祈りにでかける時は、夜明け前で暗いので、廊下で鍵を閉める時にも明かりが必要です。
私は首からネックレスのようにさげて前を照らすことのできる懐中電灯を持っていって大変役にたちました。
行きのフライトの時間によっては、夜暗い時に部屋を探したりする必要が生じる場合もありますので是非懐中電灯を持っていかれると良いと思います。
⑦カレー用のスプーン
インド人は、基本、手で食べるため、スプーンの数が少なくて、探し回ることになりますので、持ってくると良いでしょう。
⑧風通しの良いコットン素材のシャツ
アシュラム内は、白の服が基本だと聞いて、手持ちの長袖の白のブラウスを持ってきましたが、昼間は、年末年始の季節でも、半袖の風通しの良いものが欲しくなる感じです。
白い服を着ている人も多いですが、そうでない人も結構いらっしゃるので、手持ちの服で十分かと思います。
ただし、朝晩は、冷えるので、長袖と風を通さないズボンが欲しい感じになります。
⑨肌掛け
年末年始は、朝晩は冷えますので、持ってきたハーフケットが重宝しました。
アシュラムで用意されているのは、シーツと上に掛けるための布と枕カバーです。
特に、寒がりさんの場合には、肌掛けがあると助かると思います。
ハーフケットで足が出てしまうところには、日本を出る時に来ていた薄手のダウン・コートも役に立ちました。
厚手のショールがあると、そう言う時にも役立つかもしれません。
⑩バスタオル
なるべく薄手のものがお勧めです。
日本で良く使うような厚手のものは、手では絞りにくいし、乾きにくいのでお勧めできません。
バスタオルに限らず、洗濯の必要なものは、手絞りで乾きやすいと言うことで薄手のものがお勧めです。
バスタオルは、雑貨屋で、乾きやすい薄地のものが売店で安く売っていますので、これは現地調達でも良いと思います。
大きなバケツは置いてあるのですが、日本から持っていった洗面器と洗剤が洗い物に役に立ちました。
アシュラムには、お湯の出るシャワーがないと聞いていたので、1週間ぐらいならシャワーは浴びずに、ぬれタオルで拭いて過ごせば良いと思って、巨大なウェット・ティッシュ(長くて背中も拭けるやつ)を持ってきて重宝しましたが、埃がすごくて、顔も髪の毛もざらざらする感じになります。
昼間暖かいうちは、シャワーもぬるま温かいのが出るので、その時間にシャワーを浴びて、髪の毛も乾かすのがお勧めです。
石鹸またはボディ・シャンプー、シャンプー、リンスも必要です。
⑪ショール
インドでは、女性はショールを巻いているのが正式のようで、プラザードのセヴァの時には、ショールを貸してくださいます。
ですから、その時に使えるようなショールを1つ持っていくと良いと思います。
⑫パスポートのコピー数枚
宿泊受付の時に、パスポートは預けることになります。
両替や色々なアクティビティにパスポートのコピーが必要で、両替の時は、その度にコピー1枚を渡してしまうことになるので、数枚コピーを持ってくると便利です。
ATMもあるのですが、これも人が集中すると、ATMに入っているお金がなくなってしまうこともあるようなので、注意が必要です。
プージャや色々な参加するイベントの内容を書いた申し込みの時にいただける紙は、イベントに参加する時に渡してしまうことになりますので、お金の計算や記念のために、あらかじめ写真を撮っておくことをお勧めします。
⑬アンマに捧げる品物
お花など会場で購入できるものもありますが、アンマのような聖者に会いに来るときには、捧げ物を持ってくると良いそうです。
私の場合には、お世話になる人に渡そうと思って持ってきたものを、そのお世話になる人に勧められてアンマに捧げることになりました。
アンマは、事情もわかってのことなのか、大変嬉しそうなお顔をしてくださいました。
⑭お世話になる人に渡す日本っぽい品物
色々な事情を知っている人にお世話になることがあると思いますので、日本人などが喜びそうなものをいくつか持っていかれると良いと思います。
小さなものでも、親切にしてくれた人にお渡しして、とても喜んでもらえました。
こちらがしていただいたことの方が大きいのですが、それも気持ちの表し方かと思います。
⑮塩分補給のできる食品(梅干し・スープなど)
インドの食事は塩分が少なく、普段に比べると食べる量も少なくなるので、汗から出る塩分を補給できる食品があると良いでしょう。
帰る頃に知ったのですが、カレーを食べるところに、塩のポットが置いてあったそうです。
道理で、皆さん、塩分欠乏にならないでいる訳がわかりました。
アシュラムの中に、ココナツを飲んだり食べたりできるところがあるのですが、お醤油の小袋のものを持ってきて、ココナツをたべるとき中の軟らかい果肉の所に醤油をかけて食べると、イカ刺し風を楽しめます。
⑯延長コード
部屋によって異なるとは思いますが、私の泊まった部屋は、コンセントが床から160cmぐらいのところにあったので、電気機器を充電するときに、ぶら下げた状態になって、コンセントに負担が掛かるような状態になってしまいました。
色々とものを積み上げて工夫はしたのですが、2メートルぐらいの延長コードがあると、そのようなこともなく良いかと思います。
海外旅行の常識でご存じの人も多いと思いますが、インドで使えるコンセントのアダプターと変圧器も持っていく必要があります。
⑰ゴミ袋用の袋
アシュラムでは、ゴミは細かく分別して、ゴミ箱に捨てることになりますので、紙ゴミ、硬いプラスチックゴミ、軟らかいプラスチックゴミ、食べ物のゴミ、サニタリーのゴミなど色々とありますので、お部屋でそれを分別しておけるビニール袋を多めに持ってくると良いでしょう。
⑱オープン・ハート
アシュラムでは、色々と良かれと思って教えてくださったり、してくださる人にお会いすると思います。
その時に、何でも素直に聞いてみること、試してみることが、アシュラムに来た時間を充実させるのには、大切なことだと思います。
本当に、親切にしていただいて、アンマのダルシャンも4回も受けられて、最後の時には感謝の思いしかありませんでした。
ダルシャン会場で歌われているバジャンの波動も、アンマのお膝元なので、とても心地よいです。
場のエネルギーに助けられて、アンマや神への委ねの思いが深いことが感じられます。