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曼珠沙華

 

お彼岸が近付くと、地面の深くにあっても球根が温度を感じるのか、不思議と突然にょきにょきと芽を出す彼岸花こと曼珠沙華。

 

植えたつもりもないのに、我が家の庭にある時、白花曼珠沙華が生えるようになりました。

 

今年は、8月に妙に涼しかったこともあって、1本間違って先に生えてきて咲きましたが、大多数はちゃんと間違えずに、ちゃんと季節を感じて出てきました。

 

赤の曼珠沙華の花言葉は、情熱とか、独立とか、再開とか言う意味があり、黄色の曼珠沙華は追想とか、悲しい思いでと言う意味があるそうですが、白の曼珠沙華の花言葉は、思うはあなた一人とか、また会う日を楽しみにと言う意味があるそうです。

 

 

花火の様できれいだけど、草の成分には毒が含まれていて、食用すると神経麻痺を起こしてしまうこともあるとか。

 

そのため、虫や、ねずみよけに、田んぼの畦に植えられたりしたこともあるらしいです。

 

鱗茎は、石蒜(せきさん)と言う名前の生薬でもあり、利尿作用や去痰作用がありますが、有毒なので、素人が民間療法として使うのは危ないから辞めた方が良いでしょう。

 

毒成分の一つ、ガランタミンは、現在、アルツハイマー病や記憶障害、重症筋無力症の治療薬としても使われています。