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ムフールタ(吉日選定)

 

610日~11日の2日間、ラオ先生の占星術学校BVBから招かれたビサリアジ先生の講習会に参加してきました。

 

 

1日目はムフールタと言う吉日選定の話で、2日目は分割図のお話しでした。

 

ムフールタと言うのはほとんど勉強したことがなかったのですが、すぐに役に立てられそうなお話でした。

 

大事なことを始める時に良くない日を外すだけで、そのことがうまく行きやすくなるなら配慮できる時には配慮したいものだと思いました。

 

実際によい日に始まった政権は長続きし、良くない日に始まった政権は短命だったりするようです。

 

 

 

まず自分自身の月から見て4室・8室・12室を月がトランジットしている時は避けます。

 

もう一つは、自分の月のナクシャトラ(ジャンマ・ナクシャトラ)から見て3番目、5番目、7番目のナクシャトラを月がトランジットしている時期も避けます。

 

次に自分の月のナクシャトラから12番目、14番目、16番目のナクシャトラを月がトランジットしている時も避けます。

 

これで随分日にちの選択が狭まります。

 

 

あとは、何の行事について吉日選定をするのかによって、結婚など安定した方が良いことなら固着星座や固定・不動のナクシャトラや友好のナクシャトラを選び、旅行など活動することについて吉日選定をするなら、可動のナクシャトラを選びます。

 

結婚式や入籍など、2人ともにとって良い日を選ばなければならない場合には、それだけでも、随分日にちが限定されてしまいます。

 

 

何日か良い日を選んだら、今度は時間をアセンダントから見て8室と12室に凶星がこない時間帯を選びます。

それだけで結構選択範囲は限られてきます。

良いアセンダントが夜中になってしまう場合は、昼間に行うようなことには使えないので、それは外すと1ヶ月の中でほんの何日かしか選べないと言うことがわかります。

 

 

日にちが決まっている場合、一日の中で良い時間を選ぶと言う技法もあって、優秀な占星術家でもあったラオ先生のお母さんは、吉星の時間にしか薬を飲まなかったそうです。

 

そこまではなかなかできないにしても、日常の中で少しずつできることはできれば良いなと思いました。