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身体の癖

 

今、身体治しに取り組んでいます。

 

一つは足裏全体で歩くことです。

 

足の小指が地面をとらえていなくて、内側を向いてしまっているのですが、その小指も使って歩けるように、小指と薬指でも地面を捉えるようにして歩くようにしています。

 

真面目に取り組み始めてまだ1ヶ月にならないくらいですが、少しは改善の兆しが見え始めています。

 

もう一つは、座る時に腰を反らないで座ることです。

 

ラージャ・ヨーガでは、座る時に左右の坐骨に均等に体重が掛かるように座るのが基本です。

 

姿勢を良くしてくださいと言われたときに、腰を反らせる癖がありました。

 

それが良い姿勢だと思っていたのですが、腰が反っていることで、坐骨に上半身の体重がしっかり乗っていかない状態になっていて、特に結跏趺坐で座る時に、坐骨が行方不明になりやすいという問題がありました。

 

腰を反らないようにして座ろうと努力することで、坐骨への体重の掛かり具合が違うということに気づきました。

 

当たり前にとっていた姿勢ですので、普通にパソコン作業をする時に心がけて座っていると、今まで使っていなかったような腰回りの筋肉が疲れます。

 

 

どうやらこの腰が反っていることで、身体を全方向に自由に使っていくことができなくなっていたようです。

 

短期間にある程度の成果を出すという受験勉強などで、前のめりに一つのことを集中してやっていく時には、周りに気を散らさずに走る競馬馬状態で良いそうですが、腰が反っていることで、何事にもそういう風にしか取り組めない身体になっていたのもありそうです。

 

何かをやろうと思ったら猪突猛進で突っ込んでいくところがありましたが、そういう生き方で培われてしまった癖のようです。

 

 

何十年もかかって培ってしまった姿勢なので、それを根本的に治すのは大変だとは思いますが、もしそれが改善したときには、どういう風景が見えるのだろうと楽しみです。

 

変わるというのは不安もあるけど、楽しみでもありますよね。

 

世の中すべては無常で変化していくし、骨も破骨細胞で壊されて造骨細胞で作られているので、骨の曲がりも何年か掛かれば良い状態に改善していくそうなので、2年後、3年後の自分を楽しみにして過ごしていきたいと思っています。