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インド占星術鑑定の試練

おはようございます。

今日はひなまつり。

といっても、我が家には女の子はいなかったので、ひなまつりを祝ったことはないのですけど。

 

久々のアップです。

ここのところ難しい鑑定が続いています。

それは、私のダシャーが、ラーフ・土星期(一般的に大変な時期になると言われています)だから、当然のことなんですけれどね。

特に、アセンダントの境界の人の多いこと!!

 

インド占星術には、基準点となるアセンダントと言うものがあります。

アセンダントというのは、東の水平線を表すのですが、生まれた瞬間にその東の水平線があった星座にアセンダントを置いて、そこを第1室、1ハウスとして決めて、そこからハウスを時計回りに2室、3室、4室・・・と12室まで配当して、どういう意味のハウスに、どういう意味の惑星があって、何室を支配しているからどうのこうのという形で読んでいきます。

ですから、アセンダントがどの星座にあるのかが決まらないとホロスコープのリーディング自体が始まらないのです。

 

360度の天体を12星座に分けていますので、1つの星座は30度になります。

母子手帳上の出生時間を教えてもらったときに、アセンダントが星座の0度とか、30度に近い度数にあった場合、アセンダントは4分で約1度動きますので、生まれてすぐに泣かなかった場合とか、病院の時計が狂っていた時とか、510分は母子手帳上の出生時間から実際の出生時間がずれているということがあるのです。

特に、出生時に何かトラブルがあった場合には、お医者さんや看護師さんは、トラブル解決の方を優先するので、落ち着いてから何時何分ぐらいだったよねという形で記入されていることもあるのです。

 

私が鑑定の時に、家族のこととか、今までのことを記入してもらうようにしているのは、本当に母子手帳上の時間でホロスコープを読んでも良いのかということを確認するためです。

 

普通、アセンダントが星座の境界で読み始めるまでに悩まなければならないのは、11015ぐらいの確率だと思うのですが、このところ約半数の鑑定依頼が、アセンダントが星座と星座の境界で、それを決めないと鑑定が始まらない人が続いています。

インド占星術の神様が、アセンダントが境界でも、ちゃんと間違えることなくホロスコープが読めるようになりなさいよという試練を与えてくれている気がします。

 

そのようにアセンダントが境界の人には、どちらの星座にアセンダントがあるのかを決めるために、色々と質問をさせていただきます。

こんなに色々と細かく聞いたら、嫌がられてしまうのではないかと内心びくびくしながら色々と質問をさせていただいています。

 

最近のアセンダント境界で質問攻めにしなくてはいけなくなった方々は、みんな、忍耐強く質問に答えてくれる方々で、本当に私を鍛えるために来てくれているのだなと実感しています。

ご縁があって、私を育ててくれてありがとう。

感謝の思いをもって、これからの鑑定にも役立てていきたいと思っています。