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プララPlraraについて

 

今日は、ホーム-ページのタイトルにもしているプララについてお話しします。

 

プララというのは、Plraraと表記します。これは、私のホロスコープの特徴から来ているネーミングです。

 

 私のホロスコープでは、冥王星Pluto(Plと略します)とラーフRahu(Raと略します)がほとんど同じ度数にあります。冥王星というのは、古典的なインド占星術では使わない惑星(正式には準惑星)ですが、遠くにありながら強大なパワーを運んでくると言われています。ラーフというのは、耳慣れない言葉だと思いますが、インド占星術では太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星の7惑星に加えて、ラーフとケートゥという2つのものを惑星と同じような形で扱っていきます。ラーフケートゥ(用語解説参照)というのは、月の軌道と太陽の軌道の交点のことで、実際に惑星があるわけではありませんが、大きな働きをしているので、インド占星術では惑星として扱っているのです。

 

ラーフは、外向きの活動パワーを持っていて、ケートゥは内側に向かう性質を持っています。私のホロスコープでは、そのラーフと巨大パワーの冥王星が一緒にいて、内面の心を表す月の側にいるので、放っておくと何でも暴走する、とことんこだわって進んでいくと言う私の特徴を表しており、今現在そのラーフの時期を過ごしていると言うことを象徴的に表して、PlRaRaとして、それをロゴにしてみました。

 

インド占星術のホロスコープに現れるものは、輪廻転生の中で過去世のカルマによる総合的な結果とも言えるものです。インド占星術の土台には、ヴェーダ哲学があります。過去世から持ち込んできたカルマのことを、ヴェーダ哲学では、プララブダ・カルマ(用語解説参照)と言います。人は、それぞれの過去世から持ち込んできたものに向かい合って取り組んでいかなければなりません。ですから、このPlraraと言うロゴの中には、それぞれの人のプララブダ・カルマにインド占星術を通して寄り添いたいと言う気持ちも込められています。

 

 生きていくのは大変だけど、前を向いて歩きたいし、その手助けもできたらと願っています。